手汗と心の状態は親密に関係している

手汗と心の状態は親密に関係している

汗というのはどこにかいても嫌なもです。
目立つわけではないのに嫌な部分が手汗です。

 

汗の多くは体温調整を理由としています。体を動かせば、冷やそうとして汗がでます。暑い場所にいるときなども同じです。
もちろん上記の理由で手に汗をかくのは当たり前です。

 

しかし、経験ある方も多いと思いますが、手に汗にぎるシーンというのがあります。
これはどういったものなのかというと、手汗と心の状態が親密に関係しているのです。
何かをドキドキしながら見ているとき、緊張する場面など、じんわりと手に汗をかきます。
特に異常があるわけではありません。

 

そんな場面では誰しも手に汗にぎります。

 

その手汗のかきかたが多い症状を掌多汗症といいます。
何かあるとすぐに掌に汗をかき、物を取るときにも滑ってしまうことも日常茶飯事、中には手から汗がたれてしまうケースもあります。
一見わかりにくい症状なので、自覚している本人以外は気にしないかもしれません。

 

発症は年齢、性別を問わずにあらわれます。

 

主な原因は性格や心理状態です。遺伝ということではありません。
例えば、子供の頃の遠足で手をつなぐ場面があるとします。

 

大体の子供は何も考えず隣の子と手をつなぎますが、緊張しやすい子は、幼少期だろうと手汗をかいてしまいます。
一度経験してしまうと、また手をつなぐときには、さらに意識してしまって悪循環になります。

 

大人の場合も同じです。

 

社会に出たら握手をする場面も多くなります。普通ですと、汚くないようにくらいは気にしますが、手汗が酷くてどうしようとまではなりません。
掌多汗症の方達は、手を使う場面全てで人一倍の気を使っているのです。

 

交感神経が大きく関係しているので、気にして緊張状態になってしまうと、さらに悪化して汗が出てしまいます。

 

対処法は、リラックスしたり不安を取り除くことです。
掌多汗症の方でも経験ある方もいると思いますが、就寝前やリラックスしているときに、手汗をかいていないという時もあると思います。
それはリラックスできていて、交感神経が落ち着いている証拠です。

 

性格が深く関係しているので対処が難しい症状でもあります。

 

一時的な対処として、ハンカチなどで手を拭く、手洗いしてから手を拭くなどがあります。
もちろん一時的なので、落ち着いていないとすぐに汗が出てしまいます。

 

汗を抑えるクリームなども市販されているので、試してみる価値はありますが、気にしなくていい環境を作るのが一番効果的です。
手汗をかいていてもいいんだ!と認めてしまうことも気持ちが楽になり効果あります。
身近な家族や友人、恋人などに認めてもらうといいと思います。

 

気持ちを楽に、意識しないで過ごせる環境は大切です。
もちろん全ての場面で出来なくて構いません。
自分が手汗かいてもいいんだと思えるところから始めることです。

 

どうしても気になってしまう方には、専用の医療機関もありますので、そちらで診てもらうことをおすすめします。